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『幻想スカトロハーレム~紅魔館編~ サンプル』


【第一章 咲夜~触手レイプ~】

 幻想郷に広がる霧の湖。そのほとりには真紅に染まった洋館がある。その名は『紅魔館』。その名の通り壁も赤、扉も赤、屋根も窓も赤である。こんな館であるからにはその住人も癖のある者たちが集まっていた。
強大なる吸血鬼にして館の主レミリア・スカーレット。
深遠なる知識を持つ魔法使い、パチュリー・ノーレッジ。
武術と気功に精通した門番、紅美鈴。
時を操る完璧なメイド長、十六夜咲夜。
姉さえ超える凶悪さを誇る吸血鬼の妹、フランドール。
その美しさに惑ってはいけない。彼女らは真性の化生たちだ。人を食い、血を啜り、月夜に翼広げる妖怪たち。人の身で館に踏み込めば、待っているのは確実な〝死〟だ。
――しかし、どれだけ強大な力を持っていようとも女は女。
その身体に備え付けられた機能、生まれながらに定められた運命には逆らうことはできない。
雌としての本能。それを剥き出しにされればどんな大妖怪もただの奴隷と成り果てるのだ。

 人々が寝静まり、妖怪が騒ぐ深夜。紅魔館に一室にシルバーブロンドの少女が帰ってきた。紅魔館のメイド長、十六夜咲夜だ。今の咲夜は普段のきっちりとしたメイド服を脱ぎ、着崩した薄青色のパジャマ姿となっていた。火照った胸元は大胆に開かれ、汗を吸いこむ白い谷間が見えている。
「一日の終わりはやっぱりこれよね。疲れが流れ出るわ」
さながら昼寝後の猫のように咲夜は腕を天井に伸ばして胸を反らす。誰も見ていない場所では咲夜はこういった隙を見せる。ツンと張った乳首がパジャマから浮き上がり、たわわな果実が「ぷるぷるん♪」と瑞々しく揺れていた。
「明日は新しい茶葉を買いに行かないと。ふふ、お嬢様はどんな顔をするかしら」
タオルで髪を乾かした咲夜はベッドの上へと横たわる。時を扱う咲夜にとって一日は二十四時間ではない。じっとりと身体にのしかかる疲労感を咲夜はベッドに乗せた。咲夜はすぐに嫋やかな寝息を立て始めた。寝返りを打ち、横になった口の端からわずかによだれが漏れている。
……ずる……ずる……。
すぅすぅと愛らしい寝息を立てる咲夜。そのベッドに黒い回虫のような生物が這い寄っていた。大きさは鉛筆ほど。まるでビニールコーティングされたゴムのような光沢を見せながらのろのろとベッドの足を登る。
「……んっ……」
ベッドに登りきった回虫は迷うことなく咲夜の下腹部を目指した。臀部を這い回るくすぐったさに太ももを擦り合せる咲夜。しかし深い眠りに落ちた彼女は、その異変に目を覚ますことはなかった。身をくねらせた異形が咲夜の白いショーツの中へと侵入していく。得も知れぬ黒い体液によって純白の布地は穢れ、それは咲夜の股間部の割れ目まで垂れ落ちた。その黒い筋に沿うようにして回虫はぷっくりとした咲夜の肉の丘へと辿り着いた。
ずちゅう!
エラの張った頭部を赤いワレメに押し付け、回虫は咲夜の膣中へと入り込んでいく。その身体全てが秘所へと吸い込まれると咲夜は心地よさそうな声を上げた。
『……いい肉だ。魔力・妖力は些か物足りないが面白い力を持っている。くくっ、まずはこの雌から堕としてやるか』
肉壺の奥から響くしわがれた声。その声さえ咲夜の耳には届かない。何も知らぬ咲夜が心地良い夢の中に身を委ねる間、じゅくじゅくという水音が部屋に響き続けた。

                   ◆

「どうしたの咲夜? さっきから落ち着かないようだけど?」
バルコニーに日傘を差しながら、紅魔館の主レミリアはカップに口を付ける。その横で咲夜は身体を揺らし、もじもじと身体を揺らしていた。一夜明け、咲夜は自身の変化を敏感に感じ取っていたのだ。
「す、すみませんお嬢様。少し手洗いに!」
「え? ええ、もちろんいいけれど」
主の言葉を受け咲夜は足早にその場を離れる。トイレへと辿り着き、もどかしげにショーツを脱ぐ。洋式便器に腰掛けると、咲夜の身体はぶるりと震えた。
「ふぁ……ぁぁぁぁぁ……っ!」
ちょろろろろ……じょぼぼぼぼぼぼぼぼっ!
最初こそ慎ましい勢いであった排尿だが、次第にその量は増えていき、とても女性の出す音とは思えなくなった。まるで滝だ。しかも便器に溜まっていく尿からは濃厚なアンモニア臭が香り立っている。排泄量の増大。咲夜の中に起こった異変の一つである。
そしてもう一つ――。
「あ、あんっ! な、なんでこんな……にぃっ!」
身体を走る尿の感触、それが体外へと放出される解放感、その全てが咲夜に甘い快感を与えていた。まるで十時間の我慢を重ねた後のような開放感。ただ尿を出しているだけだというのに、咲夜の股間からは透明な液が染みだしていた。
(お、おしっこでこれなのに……大きい方を出してしまったらどうなっちゃうの!?)
ぎゅるるるるっ!
咲夜の心に呼応するように、腹の中で冷たい感覚がぐるりと渦を巻く。内側からの圧力にぐぐっと尻穴が膨らんだ。その感触だけで咲夜は腰を跳ねらせ、口端から透明な雫をこぼしてしまう。
「だ……め……今出ちゃ……っ!」
恐ろしい快感の予感に、咲夜はアナルを締める。しかし朝から我慢し続けてきた排泄欲を押し留めることはもはや人体には不可能だった。
「くっ、も、もう……もうううっ!」
便器に尻を押し付け、咲夜は顔を歪めた息み顔となる。もはやこの場から立つことすらできない。
(……んぁっ!?)
ぶぷぅぅぅぅうぅっ!
わずかにアナルから力を抜いた瞬間、強烈な放屁音に空気が揺れた。咲夜は壁に手をつき、奥歯を噛み締めていた。
(な、なにこれえ! 気持ち良過ぎるっ!)
ガチガチと奥歯がかみ合わされる。オナラをした。ただそれだけで咲夜は意識が飛びかけるほどの快感を味わったのだ。
(私のお尻、どうなっているの? そ、それにこの匂いっ! く、臭いっ!?)
個室内に漂うつーんとした発酵臭。タマネギを放置してジューシーに腐らせたような濃厚な香り。その濃度は目尻に涙が浮かぶほどだ。
(な、何なのよこれ!? オナラがこんなに臭いなんて! 変な物なんか食べた覚えないのに!)
混乱する脳内。しかしそれを余所に体内の汚物はじりじりと咲夜の腸内を進む。巨大な質量は遂に直腸まで届き、綺麗な肛門を押し広げて中から出てこようとしていた。
「ま、待って! くはぁ……んぐぅぅぅっ!」
カフスの付いた手を握りしめ、自らの糞に懇願する咲夜。そんな彼女を嘲笑うかのように大量の便が尻穴へと殺到する。
ぶっ! ぶぷぅっっ! ぶりりいいいいいいいいいいっ!
「んひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!」
我も忘れて咲夜は叫んだ。想像を超える快感。たまにするオナニーなど何だったのかと思える光悦。ずるずると尻から汚物がひり出されるたび、電気が流れるような快楽が身体中を満たす。
「あひっ……おっほぉ……っ!」
ぶばっ!
最後の欠片をひり出し、咲夜は個室の壁に身体を押し付けて身体を痙攣させる。絶頂したのだ。
「あ……ああ……」
はっはっと荒い息をつきながら咲夜は壁に身体を預ける。眉を八の字に寄せ、蕩けきった口からよだれを垂らすその顔は、初めて覚えた排泄絶頂の虜になっていることをありありと示していた。
「…………は、早くお嬢様の元に戻らないと」
震える指先で残りカスを拭き取る。その行為もともすれば一擦りで絶頂しかねないほど感じてしまう。ふらつく足取りで咲夜はトイレを出た。その様は頼りなく、一歩歩くごとに快感に身悶えしている。
じゅる……ぐじゅる……。
腹の中から響く小さな異音。普段なら気付くはずであろうその音に、なぜか咲夜は気付くことができなかった。

                   ◆

「うく……はぁああ……お、終わったわ」
夜、全ての業務を終えて咲夜は私室へと帰ってきた。もしここに彼女を知る人物が居れば、普段との余りの違いに目を疑っただろう。滲み出る汗で張り付いたシャツ、股間から垂れ出る愛液でショーツはびしょびしょに濡れ、紅潮した肌は布ずれだけで絶頂への一歩を進んでしまう。それでも咲夜は驚異的な精神力でこれに耐え、周囲に気付かせずに一日を乗り越えて見せた。だが疲労は普段の比ではない。部屋に戻った瞬間、強烈な睡魔に咲夜はベッドに倒れ込む。
「今日は早めに寝て身体を本調子に戻さないと……入浴も、時を止めて片づけてしまえばいいわよ……ね」
言い訳のようにつぶやき、咲夜はベッドに身を委ねた。海原に漂うような安心感に意識はすぐに失われていく。
くちゅっ……ぐちゅっ…………ぐちぃっ。
ハンバーグをこねるような粘っこい音に咲夜の意識が浮かび上がる。
「あ……私、寝てしまって……えっ!?」
まず感じたのは宙に浮かぶ浮遊感だ。続いて手足に感じるぬめぬめとした感触。見れば手足に黒い触手のようなものが巻き付き、咲夜の身体を宙に吊るしていた。
「な、何が!? 敵!?」
さらに剥き出しにされた胸元と股間部に気付き、咲夜は事態が尋常でない段階まで進んでいることに気付く。すぐさま時を止めて対応しようとするが、既に触手はがっちりと手足を拘束している。
(っ! これじゃあ脱出できない!)
時を止め、圧倒的な速度で戦うことのできる咲夜だが、その身体能力は人間の域を出ない。いかに時を止めようともこの強靭な肉を脱出する術を咲夜は持たないのだ。
(誰かが気付くまで待つ? しかしこの時間じゃそれも期待できない。何とか隙を見て脱出の機会を――ひっ!?)
ぐりゅっ! ぐりっっ!
ぼこぼこと腹が波打ち、激痛が咲夜を襲う。そしてはたと気づく。咲夜を拘束する触手、それがまさに咲夜の秘所の穴から伸びていることに。
(お、お腹から何が来るぅっ!?)
意識すら飛びそうな痛みだというのに、それさえもなぜか咲夜には快感に思えてしまう。それがぐんぐんと頂に昇って行き、遂に頂点へと達した。
「ふっぁあああああああああああっ!」
ずるるるるっ!
女性器が大きく押し広げられ、ドス黒い軟体が内側から這いずり出て来た。
『くくくっ。なかなか快適な寝床だったぞ。おかげでここまで成長できた』
(よ、妖怪!? 私の中に!?)
深海の底に生息する軟体生物じみた異形の身体。大きさは部屋に飾る壺くらいあるだろうか。それが生まれたての赤子のように身をくねらせ、咲夜の中からのたくり出た。そのまま咲夜の目の前まで浮かんできたかと思うと、その表面が二つに割れ巨大な眼球が姿を現した。
「なっ! 何よあんたは!?」
『ヒルコ、とでも名乗っておこうか。ま、名前などどうでもいいことだろう?』
「……そうね、その通りね。私もすぐに死ぬ相手に記憶力を使うつもりなどないわ」
鋭い眼光がヒルコを貫く。しかしそれを心地良さそうに受け止め、黒い触手が咲夜の尻穴を撫でた。
「ふぐっ!」
『くくくっ! 糞をひり出してあれだけ喘いでいた癖によく言うじゃないか十六夜咲夜!』
「なっ!」
『俺は貴様の中で全てを見ていたぞ? 尻の震わしながらデカい屁をこくわ、太い糞はひり出すわ、瀟洒が聞いて呆れるな。これからは屁コキメイド長とでも名乗ったらどうだ?』
かぁ、と咲夜の顔に朱が走る。たとえ妖怪相手だったとしても、排泄姿を見られていたと思うと恥辱は隠せない。
「……そう。この身体の異変は貴方が」
『正解だ。マ〇コに侵入させた割に頭が回るじゃないか』
あくまでも嘲るようなヒルコの言葉に歯噛みする。
『お前の身体を使って成長させて貰ったからな。心ばかりのお礼に身体を改造してやったのさ。排泄量の増加に尿道・直腸の敏感化。なかなかの快感だったろう?』
あの快感をこんな奴に与えられていたと思うだけで咲夜は吐き気が止まらなかった。限界まで胸を反らし、ヒルコにあらん限りの憎悪の視線を向ける。
「あの程度のことしかできないなら、貴方の力も底が知れるというものね」
咲夜の言葉に目玉が愉快そうに震える。
『いいぞ咲夜! 貴様のような気高く憎たらしい女が排泄の快楽に堕ちていく姿が俺の一番の好物だ! 安心しろ! あんなものはただの小手調べだ!』
「なっ」
わずかに言葉を詰まらせる咲夜。ヒルコはその触手を咲夜の頬へと這わせる。
『いきなり本気では壊れてしまうかと危惧してな。せっかくの獲物だ。最後まで楽しみたいだろう? だがその心配は無用のようだな。その身体、俺専用の糞袋に変えてやろう!』
「できるものなら――はひっ!?」
ずりゅんっ!
咲夜の言葉など耳にも入っていないように、触手の一部が下腹部に向かいアナルを撫でた。
『おやおや、何やら妙な声が聞こえたな? もしかして今のは咲夜の声か?』
「……気安く呼ぶんじゃ……ふうんっ!」
ぬちゅっ……ぬち……っ。
細い触手が幾本も集まり、尻穴を撫で上げる。さながらそれは死骸に群れるミミズの集団か。細かな触手の動きは嫌らしいほど繊細で、穴の皺を伸ばすかのように触れてくる。
(くっ! こんなことで!)
正直、意識が飛びそうなほどだ。だが、拳を握り咲夜は耐える。
『どうした? 気持ちがいいなら気持ちがいいと言っていいんだぞ?』
「だ、誰が気持ち良くなんか! こんな気色の悪いもの!」
『そうか? その割にはケツ穴が開いて来ているぞ?』
「なっ!?」
咲夜の位置からは見ることはできないが、確かに咲夜のアナルはぱっくりと開きつつあった。度重なる刺激に意志とは別に身体が反応してしまっているのだ。ハクハクと蠢く口からは腸液が溢れ出している。
『期待しているのか? まったく締りのない穴だな』
「ふ、ふざけないで! そんなことがあるはずが――」
ぷぅぅぅぅぅっ!
反論の言葉を述べようとした瞬間、見計らったかのように放屁の音が部屋を震わせた。
『くくっ! 恥ずかしげもなく屁をこく尻穴がなんだって?』
「~~~~~っ!」
血が出るほど唇を噛み締める咲夜。何とかそれを止めようと腹に力を入れるも、それが逆に腸内の圧力を高めて放屁音を響かせてしまう。
『もう屁だけで感じられるようになったか? だがまだまだこれからだぞ?』
周囲の触手もアナルへと向かい、ふっくらと開いていた穴にフックのように引っかけられる。
『ほ~ら。メイド穴の御開帳だ!』
「ふぐうっ!」
ぐぱあ!
咲夜のアナルがこじ開けられ、ピンク色の腸内をヒルコに晒した。咲夜自身も冷たい空気が流れ込むのを感じ、拘束された身体をよじる。
『くはは! なんだこの穴は! 完璧で瀟洒が聞いて呆れる雌穴だな!』
ぱっくりと開いた咲夜の穴は、確かに瀟洒とは程遠いエロ穴と化していた。ピンク色の尻穴は咲夜の呼吸に合わせて、パクパクと開閉している。その端からは物欲しそうに腸液が垂れ流れている。
『だらだらとよだれを垂らしてそんなに俺が欲しいのか?』
「そ、そんなわけないでしょ!」
言葉とは裏腹に咲夜のアナルはねだるように収縮の勢いを増す。
『上の口は粋がっていても、下の口は正直だな。俺のモノを欲しい欲しいとねだっている。いいだろうくれてやる!』
十本の細い触手が咲夜の前に並べられた。その一本一本から得も知れぬ粘液が分泌されており、きつい香りに頭がくらくらする。それらがドリルのように束ねられ、ゆっくりと下腹部を目指す。
「な! まさか、また! やめ! やめなさ――いひんっ!?」
ぐぼんっ!
束ねられた触手がアナルを穿つ。その刺激だけで咲夜は背筋を反らし、掴まれた両足をガクガクと震わせてしまう。だが声は出さない。奥歯を噛み締め喘ぎを噛み殺す。
(こ、この下等生物! そ、そんなところ弄って何が楽しいのよっ!)
ぐちゅっ! くちぃっ! ずちゅっ!
触手の分泌粘液のおかげか痛みはさほどない。だがピリピリと痺れるような感覚に身体の震えが止められない。
(お尻が……熱いっ! これ、まずい!)
排泄をしただけであれだけ乱れた身体だ、触手の責めに否応なく反応をしてしまう。
『どうだ? 束ねた触手の形が実にいいだろう? 生娘でもこの味を知ってしまえばアナル狂いの触手中毒になるがお前はどうだ?』
「こ、この程度……んぁ……な、何でもないわよ!」
『そうそう。そうでなくちゃ堕とし甲斐がない。だがこれはどうかな?』
「なにが……ひゃんっ!?」
触手の一部が蠢いた瞬間、びくんっと咲夜が跳ねた。
どうやら腸壁を触手の先端が引っかいたようだ。その後も、腸内を隈なく探検するように触手が粘膜をまさぐっていく。
「こ、こんなことをしても無駄だと……あんんっ!」
そしてある一点に触手が触れた途端、咲夜は猛烈な反応を返した。目玉が愉快そうに弓形を描く。
『くくくっ。咲夜はここが弱点なのだろう? 腸内の腹側。ここが咲夜のケツ穴Gスポットだ』
「っ!」
自身でも感じたことのない猛烈な刺激。こんな感触を受ける場所がお尻の中にあったことを咲夜は知らなかった。
『人間の尻穴には必ず性感帯が集まった急所が存在する。お前の場合はここだな。普通の人間ではまず弄ることのできない弱点への愛撫だ。こんな刺激は俺にしか与えることはできんぞ?』
「そ、そんな……んひいいいいいいいっ!」
ぐちゅぅ! ぐちっ! ずちゅうっ!
腸内の触手が暴れ回るように激しくうねる。その全てが咲夜の性感帯目がけて突進しているのだ。
「おほおおっ! ダメ! そこおおおおおおっ!」
堪らず咲夜は声を上げた。ビリビリと恥骨が痺れ、身体の奥底から何かが込み上げてくる。
それを出してしまえば自分の中の「何かが」壊れる。
その予感に咲夜は必死に快感を抑え込む。
『無駄だ。尻穴で感じない者など居ない。生まれてからこのかたずっと糞をひり出して来た穴だ。年齢の分だけ開発されているんだよ。そこを責めまくられればアナルで絶頂する糞袋の出来上がりというわけだ!』
「んひいいいいいいいいいいいいいいいいっ!」
さらに触手はピストン運動まで始める。一番敏感なアナルスポットと神経の集まっている肛門を同時に刺激され、咲夜は一気に快感の頂に突き上げられる。
『おら! イけ! 初ケツ穴アクメで俺を歓迎するんだよ!』
「んはああああああああああああああああああああああっ!」
ぶしゅううううううううううううううううっ!
咲夜の股間から飛沫が迸る。まるで噴水のような盛大な潮吹きだ。我慢に我慢を重ねただけにその勢いは一際強い。
『絶頂したな咲夜。くくっ。尻穴オルガを覚えた以上、もうお前は俺から逃れられん』
迸る潮を受け止めながらヒルコがにんまりを笑む。
「あ、わ、私絶頂ちゃって……ふあっ!?」
ぐぱぁ!
再び中に入っていた触手たちが一斉に四方に散らばる。そうして晒された咲夜のアナルをヒルコはじっくりと眺め見た。
『ふむ。だいぶこなれたようだな。では、そろそろ本格的に責めてやろう』。
「……………………………………………………え?」
ヒルコの言葉を咲夜はすぐには理解できなかった。今の触手責めだけでも一生分の快感を得たと思えたのだ。それがただの準備体操であったとヒルコは言う。
『このアクメ直後の敏感アナルに一生消えぬ快感を植え付けてやる。この特製の触手でな』
目玉の底部から新たな触手が現れる。その太さは今までの触手の比ではない。人の腕のような太さのその触手にはフジツボのようなイボが無数に生えており、そこからゲル状の粘液が吐き出されている。
(い、今までのとは違う触手!? ま、まずい! これを入れられるのは危険!)
幾多の戦いを潜り抜けた勘が全力の警告をしていた。だが全力で手足に力を込めても、絶頂したばかりの身体は云う事を聞いてくれない。
『よく見るんだ。このイボから出ているのはお前の体質を調べ上げて精製した専用の媚薬だ。これはお前の体内を作り変えて新たな性感帯を生成する。つまりこれを塗られれば、お前は俺以外の奴では感じられなくなる。逆に俺と交われば通常の人間が一生かけて得る快感の数万倍の快悦を得ることができるようになる。どうだ素敵だろう?』
「そ、そんな……っ」
ヒルコの言葉が嘘では無いことは、昼の排泄で嫌というほど思い知らされている。
快感を与えられる。
それは死よりも恐ろしい責め苦だった。
「っ!」
「おっと」
反射的に舌を噛もうと口を開けるが、そこにも触手が入り込み咬合を阻止する。
「自殺なんてぬるい手を使わせると思うか? これからお前は俺専用の糞便器に作り変えられるんだよ。今からお前の主人はお嬢様ではない。このヒルコ様だ!」
「ふぐうううううううううっ!」
何とか触手を噛み切ろうと試みるがゴムでも噛まされているような弾力にまるで歯が立たない。時を止めて抵抗を試みるも丸太のような拘束触手はどれだけ時間をかけてもびくともしなかった。再び動き出す時の中、イボ触手はきっちりとアナルに狙いを定め、ヌラヌラと輝く先端を近づけてくる。
(やめてやめて! ダメダメダメダメ~~~~~~っ!!)
ぐちゅううううううううううううううううっ!
「んぐいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!」
尻穴に先端が押し込まれ、咲夜の視界に星が散る。だが痛みは無い。むしろ頭を殴り付けられるような快感がとめどなく襲ってきた。
(これはダメダメダメダ――おほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!)
ぐちゅっ! ずじゅっ! ずびゅううっ!
咲夜の意志をねじ伏せるように、イボ触手が身体をうねらせ奥へ奥へと入り込んで来る。そのたびに触手媚薬が腸壁に塗り込まれ、さらにイボの凹凸によって刺激される。
(た、耐えるのよ! こ、ここで意識を持って行かれたら!)
歯を食いしばり、咲夜は全身を震わして快感に耐える。ここで意識を失えば全てが失われてしまう。そう直感が告げている。しかし――
ぐりゅんっ!
「ほああああああああああああああああああああっ!」
触手がぐるりと回転した瞬間、咲夜は触手を咥えたまま大声を上げて背筋を反らせた。
咲夜も人の子だ。オナニーの経験ももちろんある。だが今感じているのはそのオナニーを十の十乗しても表現しきれない程の、人生を変えるほどの快悦であった。
(う、嘘! 嘘! 嘘! お、お尻でこんなに感じるなんて! だ、だめ! 考えちゃ! あひいいいいいいいいいっ!)
触手のうねりに意識が奪われる。
桁違いの敏感さを手に入れた咲夜には腸内の状況が手に取るようにわかるようだった。触手のイボの形、表面の微妙な起伏。それら全てが咲夜を追いつめる。
『これが本当のエクスタシーという奴だ。お前たち人間の性行為など児戯同然であったと思い知ったか?』
ヒルコに言葉を返すこともできず、咲夜は口に突っ込まれた触手の端からぶくぶくと泡を吹いている。
『おいおい、もう限界か? まだ腸内に媚薬を塗り付けてやっただけだぞ。まったく……おらっ!』
「おごおっ!?」
ずじゅっ!
イボ触手を奥底へと突き込まれ、咲夜は口から触手を掃出し覚醒させられた。
「こ、これ以上、何をす……すりゅううううううううっ!?」
触手を動かされ、再び絶頂。もはや触手が一ミリでも動けばそれだけでアクメすることができるのではないかと思う。咲夜の整った鼻からは鼻水が零れ、口端からはよだれが垂れている。
『いいイキ顔になってきたじゃないか。俺好みの顔だぞ。今から常にその顔でいられるようお前の身体を作り変えてやるからな。これが見えるか?』
そう言ってヒルコは一本の触手を目の前で揺らして見せた。それは蜂の尻のような形をした触手だった。先端には鋭い針があり、その根元には緑色の液体がたっぷりと詰まっている。その量は少なくとも二リットルは下らないだろう。
『くくっ。さっきの媚薬同様、こいつもお前の為に作った浣腸薬だ。この浣腸はお前の腸内に浸透するとある種の術式となって定着する。その術はお前の体内から魔力や妖力を吸収し糞へと変換する。無論その術のコントロールは俺が持つ。この意味がわかるな?』
「あ……ああっ! そ、そんなあ!」
咲夜の判断力は相当に鈍っていたが、ヒルコが言わんとしていることは理解できた。あの怪液を注ぎ込まれたら最後、ヒルコの意志一つで糞をひり出さされるということだ。
(そ、そんなの嫌あっ!)
狂わんばかりに身をよじる咲夜。だが抵抗は何の成果も上げなかった。細い触手がアナルを無理矢理にこじ開ける。そうして開いた尻穴に浣腸触手の先端が差し込まれる。
『さあ咲夜。美しいその姿はそのままに、糞をひり出す尻穴メイドとなれ!』
「や、やだ……あああああああああああああああああっ!」
ぶじゅるるるるるるるるるるっ! どぷどぷどぷううっ!
触手が波打ち、緑の液体が放たれる。高まる圧力に咲夜はかっと目を見開いた。
「いぎっ! いぐぐぐぐぐぐっ!」
身体をエビ反りにしながら咲夜は浣腸の苦痛をひたすら耐える。咲夜にとっては無限とも思える時間をかけて、ようやく全ての浣腸液は腸内に収まった。
「あ、あぐう……っ! く、くるじいいっ!」
『おいおい何を言っているんだ? まだ最初の一本が入ったばかりだろう?』
「――うえ?」
咲夜の目の前に浮かぶ追加の浣腸触手。その数、合計五本。
「うあ……嘘……嘘おおおっ!」
既に針で刺されれば破裂しそうなほどなのだ。そこにさらに二本三本と追加されたら――
『遠慮するな。腸内全部で味わえ!』
「うああああああああああああああああああああああっ!」
空の浣腸触手が浮かれ次の触手が突き入れられる。
そして再び容赦の無い圧縮浣腸が始まった。
「おごおっ! おおっ! うおおおおっ!」
『はははっ! 腹がぶくぶくと膨らんで、まるで蛙だな!』
注ぎ込まれた浣腸液によって咲夜の腹は普段の十倍は膨れていた。その様子はヒルコの言う通り蛙と形容するのが相応しい。
「死ぬっ! 死んじゃうううううううううううっ!」
遂に残り五本全てを注入された。腹の皮が突っ張り、ミリミリと音を立てる。内側から体内を破壊される予感に咲夜は叫ぶ。
『安心しろこのくらいで死にはしない。何しろ俺が改造した身体だからな。さて十分に腸内に行き渡らせんとな』
「おごっ! おほおおおおおおおおっ!」
ずじゅっ! ぶじゅっ! じゅぶじゅぶっ! ずじゅっ!
浣腸液を吐き出しながらの猛烈ピストン。みっちりと塞がれた咲夜のアナルからも飛沫が迸る。触手は既に直腸を越え、大腸を周回しようとしていた。性感帯はおろか触覚すらないはずの内臓さえも改造粘液は性感帯へと作り変えていく。
『くくくっ! これで咲夜は腸内どこでも感じる糞袋だ! うんこが詰まっている感触だけでイけるだろうから楽しみにしていろよ! さあ仕上げだ!』
触手がボコボコと膨らみ、とどめの浣腸射精へと備える。同時に咲夜の膨らんだ腹にローズピンクのハートマークが浮かび上がる。これこそ排泄奴隷の証。体内を糞製造機へと作り変えたことを示す紋章だった。
『内臓をほじりながらの再浣腸だ! 思いっきり……イけ!』
「ああああああああああああああああああああああああっ!」
どびゅっ! びゅぐっ! びゅばっ! ごぶごぶっ!
腸内を駆け巡る触手から追加の浣腸射精が放たれる。咲夜の腸内は完全に粘液で満たされて、胃にまで逆流していた。
腹の紋章が一際輝き、ピンク色の刺青となって定着した。
『上手くいったようだな。どれ、そろそろ抜いてやるか』
「ひぅっ! やっ! 今抜かれたらぁ!」
咲夜の制止も聞かず、ヒルコは小腸を撫でていた触手を一気に引き抜いた。
「いぎいいいいいいっ!」
びゅっばばばばばばっ!
咲夜は性感帯にされた腸を流れる液の感触に、身体中を震わせた。
「どうだ? 性感内臓で噴射するのは格別だろう? 男の射精の万倍は心地良いはずだ」
「あ、あううっ……くひぃっ」
ぶっ! ぶびっ! びびびっ!
液を出し切りアナルが卑猥な音を立てて水切りをする。ぱっくりと開いた尻穴は流石に瀟洒というには忍ばれる破廉恥さだ。
『いい感じに熟れて来たじゃないか。どれ、紋章の具合も確かめるか』
「ひぎいいいっ!」
ぐるるるっ! ぐちっ! みちみちっ!
ヒルコの触手がへこんだ咲夜の腹を撫でた途端、紋章が光り輝き再び腹内の圧力が高まっていく。
『わかるか? 今、お前の体内から魔力を抽出して糞へと変えていっているのだぞ? お前が今まで大事に溜め込んできた力、厳しい修行や苦痛に耐えて手に入れた技術、大切な主君から頂いた思い、全てが糞になって出ていくんだぞ!』
「いやあああ! 出したくないいいいいいいいいいいっ!」
『なら止めてみりゃいいさ。まあこんなゆるゆるになったバカアナルじゃ無理だろうがな!』
「ひっ! ひいいっ!」
身体の力が抜けていく。物理的な意味だけではない。ヒルコの言うように自分の中の大切なものがどんどん奪われていくのがわかる。
それと代わるように腸内に出現した質量。
それは嗅ぐのも躊躇わられる糞便だ。
「うあっ! うあああああっ!」
ぶっ! ぶぷううっ! ぶびっ!
ふっくらと開いたアナルから先走りの放屁が奏でられる。それに遅れてずるずると茶色の大便が腸内を進む。
『気持ちよいだろう? 言うなれば最高に敏感になったマンコで二メートルのペニスを一気に扱くようなものだからな。性感帯になった腸内で感じる大便は格別だろう? こいつを味わえばもう普通の性行為じゃ満足できなくなる。だが一番の山場はこれからだぞ?』
「ひぐっ!?」
遂に直腸へと辿り着いた魔力便。呼吸を利用してじわじわと迫る感覚に咲夜は慌てて尻穴を閉じる。
『くくっ、まだ尻を締める程度の余力はあったか。だがいつまで持つかな?』
最初こそしっかりと閉じられていたアナルだが、咲夜が息を吐くと同時にゆっくりと緩んでいく。慌てて力を入れ直すも、便の進んだ距離はもう戻らない。
『ほれほれもっと気張らんと糞が出てくるぞ。もう尻穴に茶色の物が見えている』
「いぎっ! ぐううううっ!」
咲夜も必死なものの、排泄は意志でどうにかなるものではない。じょじょにアナルが活火山のように広がり始め、綺麗な皺が伸びていく。そしてその中心につるりとした糞便の先端が覗いていた。
『くくっ! もう限界のようだな。せっかくだ。自身でも糞メイドになる瞬間を目撃するがいい!』
「ひゃっ!」
手足の触手が引かれ、咲夜の身体が移動させられる。身体中を張り詰めていた咲夜にはそれだけで地獄のような責め苦であったが、ヒルコに連れて来られた場所に浮かされ、咲夜はさらに顔面を青く染める。
『流石は紅魔館のメイド長。いい姿見を持っているではないか。これなら糞をひり出すアナルもその時の顔も全部映るな』
「い、いやああっ!」
咲夜が連れられたのは部屋に備え付けられた大きな姿見の前だった。咲夜は毎日のようにこの鏡で自身の姿を見つめてきた。お嬢様に釣り合う美しい姿。化粧のやり方から髪のセットまで全てを映し出して来た鏡。それが今は、触手に手足を縛られ、M字に足を広げた淫猥な様をありありと映し出している。しかもその足の間では、茶色の糞をひり出さんとヒクヒク動く汚穴がある。
(ち、違う! 違う違う! こ、こんなのは私の……っ!)
鏡は真実を映し出す。そうわかっていても、咲夜は目の前の光景を信じたくはなかった。こんな惨めな姿が自分であると認めたら、日常の全てが壊れてしまう。
『自分の姿がそんなにショックだったか? だが、これが現実だ。咲夜、お前は俺に支配され、糞奴隷になるんだよ! さあその腹に詰まった糞を全てひり出せ!』
無数の触手が一斉に愛撫を開始する。乳首に渦巻くように巻き付き、腋を繊毛が撫で、クリトリスを吸引する。今までのような荒々しい刺激とは違う、優しく心地良い快感。
だが今はそれが咲夜にとっての一番の責め苦だった。
「いひっ! やっ! ああんっ!」
ぶびっ! ぶぷううっ!
身をよじるたび尻穴の力が抜けて屁が噴き出す。みちみちと広がる肛門は遠くない未来の決壊を予期させる。
『はははっ! 媚薬が全身に浸透しているからキクだろう? おお、そういえばこっちの穴はまだ使っていなかったな!』
先ほどまで咲夜のアナルに入っていたイボ触手。それがぴたりと秘所へ狙いを定める。
「あ、あああっ! まさか!」
『ここの居心地はなかなか良かったぞ。その礼としてこの糞穴をほじった触手で子宮まで貫いてやろう』
「や、やめ! そこだけはあっ!」
女の最も神聖な場所。子供作る命の揺り籠。それを犯される。しかも香り立つウンカスの付いた異形の腕で。これ以上の恥辱がこの世にあるだろうか。
『お前の存在意義をここに刻み込んでやる。マンコを貫かれながら糞を……ぶちまけろおおおおおおおお!』
「ふあああああああああああああああああっ!」
ぶりゅううううううううううううううっ!
咲夜の膣口に糞塗れの触手が一気に突き込まれた。わずかな痛み。しかしそれも束の間、媚薬を纏った触手の圧倒的快感に咲夜は全身を震わせた。
「いぎいいいいいぃっ! 出るううううううううううっ! 出ちゃううううううううううううううっああああああ!」
ぶりぶりっ! ぶばっ! みちみちみちみちちちっ!
咲夜の中から飛び出す魔力便。それは可憐な少女から出て来たとは思えない巨大な一本糞だ。太さは五センチはあるだろうか。岩肌のようなゴツゴツとした表面は咲夜の肛門をギリギリまで押し広げている。
『くくくっ! 出て来たぞ! メイド長の臭い大便だ!』
「いぐううううううっ! うんこがああああああああっ!」
触手に絡まれた身体が壮絶に痙攣する。悪魔にでも憑りつかれたかのような凄まじい反応は、咲夜が排泄で感じまくっている証左だった。
『はははっ! どうだ! ぶっとい糞をひり出すのは気持ち良かろう! それはお前の身体がそれを望んでいるからだ! お前の全身が糞袋となって俺の苗床になることを願っているんだよ!』
「ちがうううっ! ちが、ういいいいいいいいいいいっ!」
ぶりりりっ! ぶぼっ! ぬちぬちぬちっ!
反論を吹き飛ばす排便の快感。既に咲夜の尻から伸びた大便は床まで届こうという長さだというのにまだ切れる様子が無い。
「な、なんでえっ! こんなに長いのおおっ!」
『魔力で生成されると言っただろう? 今こうして出している間にも腹の中で糞を作り出してやっているんだよ。つまり貴様の魔力が尽きぬ限り無限に糞をひり出させ続けることができると言うわけだ』
「そ、そん……なああああああああああああっ!」
ぶぶっ! ぶぴっ! ぶりりりりっ!
咲夜はもはやまともに考えることはできなくなっていた。頭の中にあるのは糞便のことのみ。
この排泄が早く終わって欲しいと言う理性と、終わって欲しくないと言う欲望。相反する感情が脳内でぶつかり合い、排泄快楽として記憶領域に深く刻まれていく。
今事の時にあって咲夜はレミリアのことすら忘れた。いつでも一番に思っていた主人。自身の全てを捧げると決めた主のことを糞便に塗りつぶされたのだ。
「お……おほおお……っ」
ぶびっ!


 最後の一押しの排便を済ませ、咲夜はようやく全てを出しきった。開脚した咲夜の下には、大蛇のような大便がとぐろを巻いている。
『最初はこんなものか。ほれ、これがお前の出した糞だぞ。自身の身長より長い糞を出した感想はどうだ? ん?』
ヒルコは器用に糞便を崩さずに持ち上げて見せた。その長さは咲夜の身長を優に超えている。ぬらぬらと輝く茶色の表面。それが目の前に晒され、咲夜は思わず吐きかけた。
「うぐうっ! く、臭いいいいっ!」
『はははっ! 自分で出した糞だろうが! 臭くて汚くておぞましい糞をな! そしてこんな糞をこれからは毎日出して貰うぞ! この俺の餌としてな!』
言うなり、無数の触手が咲夜の糞に群がった。その先端には蛭や蚯蚓のような口があり、それによって咲夜の糞を食い散らかしていく。
「ひっひいい!」
自身が出した糞を異形の触手たちに食われ様に、気が遠のいていく。全身に感じる快楽も合わさり、咲夜の頭はもう限界だった。
『ふむっ。なかなかの美味だ。流石はこの俺が見込んだ餌袋第一号。いい糞を出すではないか。褒めてやるぞ』
「あ、あうぅ……」
ガチガチと奥歯を鳴らし、咲夜の眼球が白目を剥く。あまりの体験に遂に、脳が理解を拒んだのだ。やれやれと言った様子でヒルコは咲夜の排泄アナルに触手を突き立てた。
「おほおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!?」
『勝手に気絶するなど許さんぞ。しかし人間の精神は脆くていかんな。これは早急に改善せねば』
楽しげにヒルコは言い、新たな触手を身体から生やす。その外見を見て咲夜は何度目かわからない悲鳴を上げた。今までの物に比べれば細く貧相な外見だが、その先端には見るもおぞましい小さな繊毛が蠢いているのだ。
『これが何に使われるかわかるか? 今からお前の脳みそにこいつを入れて、俺の都合のいいように改造してやる』
「――っ! やああああああああああっ!」
ヒルコの宣告に咲夜は背骨が折れんばかりに身体をねじる。だがそんな抵抗も尻に入った触手を一突きされただけで崩されてしまう。
『抵抗しても無駄だ。お前が俺の物になるのは既に決まったことなんだよ。そら、入れるぞ。両方の耳の穴から脳みそに突っ込んでやる!』
「や、やめええっ! おひいいいいいいいいいいっ!」
にゅぐぐぐっ!
異物感が左右の外耳道へと入って来る。鼓膜が破れるブッと言う感覚と共に音が消え、耳かきでも届かせない最奥へと進んで行く。
痛くはない。だからこそ恐ろしい。
『そおら! 脳みそに届くぞ。こんな所までレイプされたことは流石にあるまい?』
「ひっ! ひっ! んひいいいっ!」
犯される。子宮どころではない。腸内どころではない。人体の最も触れてはならない部位。脳までもこの妖怪に支配されてしまう。
『これが咲夜の脳みそか。良い色と形だ。流石は瀟洒なメイド長。しっかりと皺が刻まれているじゃあないか。おっ、この皺はお前の尻の皺と似ているな。こんな所までエロエロとは恐れ入る』
呑気に脳みそ鑑賞に耽るヒルコとは対照的に、咲夜は半ば白目を剥いてアホ面を晒していた。
『さあてどう弄ってやるか。俺に絶対服従は当然だが、完全に無抵抗にしてしまうのもつまらんな。記憶はそのままに快楽で逆らえないようにしてやろう。壊れないように耐性も付けてやるからな。無論、お前の能力のコントロールは俺の物だ。時を操る力、この俺が有意義に使ってやる』
ぐちゅっ……ぐじゅっ……じゅぶっ……。
鼓膜も破られたというのに、頭内を蠢く触手の音を咲夜は聞いた。それは咲夜を壊す音だった。
(お、お嬢様……咲夜は……咲夜はぁ……っ)
最愛の主人。忠誠を誓った主君であるレミリアの事だけを考えるように咲夜は努める。だがそれさえも触手の蠢く音に塗り潰され、遂に咲夜はレミリアの顔も思い描けなくなった。
「あ……あぎ……お……おほ……ひょ……お……っ」
意味不明の喘ぎが口から漏れる。白目を剥き、口や鼻から体液を溢れさせるその様子は、白痴の女以外の何者でもない。真っ新にされた脳内に、ヒルコの触手が新たな現実を描き込んでいく。
咲夜の瞳から一筋の涙が零れた。
それが十六夜咲夜として行えた、最後の行為であった。

                   ◆

「いい曇り空ね咲夜」
「はい。お嬢様」
曇り空の日にはバルコニーでアフタヌーンティーを愉しむのがレミリアの習慣である。咲夜もまたその相伴に預かり、ティーカップを口に付けていた。じっとりとした瞳でレミリアの唇を見つめる咲夜。その視線に気づきもせず、レミリアはカップを置き一息をつく。
瞬間、世界が制止する。ヒルコが咲夜の身体を操り、時を操る能力を使用させたのだ。
『くくっ、やはり便利な能力だ。最初にお前を襲ったのは正解だったな。――やれ』
「……っ、は、はい」
自身の身体から湧き出た声に言われるまま咲夜はテーブルの上へと土足で上がり、主であるレミリアの前でスカートを捲り上げた。
「お嬢様、申し訳ございません……んっ! んくうっ! はあぁあああっ!」
足を開いて腰を落した、卑猥ながに股体勢。その尻をレミリアが持つカップへと狙いを定め、咲夜は一気に腹に力を込めた。
「あ、あっひいいいいいいいいいっ!」
ぶっ! ぶぷうっ! ぶりりりりりりっ!
響き渡る排泄音と嬌声。先程までのクールな表情が嘘のように、咲夜は眉を寄せたよがり顔で太い便をアナルから伸ばしていく。
『どうだ? 麗しのお嬢様の前で排便する気分は』
「い、言うなあ!」
嘲るヒルコの声に咲夜は悔しげに顔を歪める。しかしその顔とは裏腹に咲夜の身体は倒錯的快感に蕩けきっていた。心から忠誠を誓ったはずの主人ですら、改造された咲夜の身体には恥辱の快楽を得るための舞台装置に過ぎないのだ。
『そら、カップに太い糞が伸びていくぞ。ははっ、身をのたくらせて、そんなにお嬢様に飛び込みたいのか?』
「ち、違……うふうぅうううううううううううっ!」
ぶちゅっ! にちゅううううううううっ!
レミリアが手にしたままのカップに太い固形便の先端が紅色の水に飛び込んだ。紅茶に触れた汚物はその表面を溶かし、身も毛もよだつ茶色を広げていく。
そのままひり出さされ続ける排泄物はカップを埋め尽くし、レミリアの手に汚泥に混濁した紅茶を撒き散らす。ヒルコによって強化された咲夜の排便力は紅茶カップなどには全く収まらず、はみ出た便がレミリアの手にまで重なっていく。
「はぁはぁ……だ、出しちゃったぁぁ……❤」
取り急ぎ腹の中に溜まっていた便をひり出し、咲夜はがに股のまま歪な笑顔となっていた。主人に背信した罪悪感で口は憎悪に噛み締められるが、開発されたアナルで排泄する快感はそれを塗り潰すに十分過ぎた。
『くくくっ! もうびしょ濡れだな! 貴様の熱蜜で溺れてしまいそうだぞ?』
ぶしゅっ、と音を立てて咲夜の秘部から顔を出すヒルコ。咲夜の愛液によって濡れた身体を見せつけるようにくねらせ、咲夜の目の前まで身体を伸ばす。
『忠誠を誓った主に糞をぶちまけて感じるなど、見事な変態糞メイドっぷりだぞ咲夜。どうやら貴様には元から才能があったようだな。変態奴隷の才能がな』
「く、くそぉ…………おほぉぉぉ❤」
ご褒美とばかりにヒルコの触手がアナルを撫でれば、わずかに反抗の意志を見せていた身体一瞬にして蕩けてしまう。
『ほれ。元主人のお嬢様にケツ穴で別れの挨拶をしてやれ』
ぴしゃりと触手で尻を叩かれ、咲夜は「あひんっ♪」と甘い声を上げた。ぶるぶると淡い抵抗にその身を震わせるものの、もはや守るべき忠義すら糞となってしまった。
自らがひり出した糞に塗れた主人の姿に、咲夜の目尻が一筋の涙が伝う。その一方で紅茶を飲もうと突き出されたレミリアの唇がとてつもなく甘美な物に見えてしまう。
「も、申し訳ございませんお嬢様。咲夜はもう、もう……っ!」
ちゅっ❤
澄ました顔のレミリアに向かって、咲夜はアナルを擦り付けた。排泄カスがその口にこびり付き、醜悪なキスマークとなる。
『これでお前は終わりだ咲夜。そのキスマークはお前が糞穴メイドとなったことの証、もはやお前は元の十六夜咲夜に戻ることはない。俺専用の糞を生産し続ける汚物メイドだ!』
「あ……あああああっ!」
『嘆くことは無いぞ! レミリアもすぐにお前と同じ糞奴隷になるのだからな!』

「――っと。ん? 何か今」
「どうかなされましたかお嬢様?」
「えっと……咲夜、何かしたかしら?」
「? 特に何もしておりませんが」
身体に感じる違和感にレミリアは首を捻る。紅茶のカップ、指先に残る妙な感覚、そして唇にある違和感。しかし自慢のメイドに糞をひり出され、時が止まっている内に清掃されたなどという発想には、ついにレミリアは至らなかった。
「お嬢様、そろそろお出かけの時間では?」
「ああ、そうだったわね。咲夜、手伝いなさい」
違和感の答えに行きつく前にレミリアは思考を別の所に切り替えてしまった。そんな愛らしい吸血鬼の後を咲夜は追う。
じゅる……じゅるり……。

 自らの体内で蠢く新たな主人の媚音を聞きながら、咲夜は震える足でレミリアの後ろを歩き続けた。 inserted by FC2 system
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